アーティストにインタビュー ( Vol - 5 )

デザイナー 名嘉 太一(Taichi Naka) / 銅版画家・デザイナー 名嘉 恵利子(Eriko Naka)
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取材日 : 2005/ 3/23 Wed 太一プロフィール  恵利子プロフィール フォトギャラリー ♪太陽の蛹

デザイン科同級生だった二人が、幾つかのクリエイティヴワークを経た後に生涯の道を定めました。
私の中では「陶芸家」の太一さんと「版画家」の恵利子さんなのに、そう名乗るにはまだ早いと太一さん。 彼の感性が自然にその言葉を発し、そんな彼をそっと見つめる恵利子さんの横顔が印象的でした。
・・・ 貴方の周りにいる方々、これまでしてきたこと、今なさっていることを教えてください。貴方が誰で、何に成り得るか解かりますから。・・・ by ゲーテ。

Q1. 一人だけ誰かに会えるとしたら?(現存、歴史上、架空の人物もOK)

太一 : 岡本太郎さん。 父も声をかけられなかったと聞いている。
恵利子 : 父。 「版画家」としての作品を見てもらえなかった。

Q2. 現在の仕事に入るきっかけは?

太一 : 東京で工業デザイン、インテリアを経験し、沖縄に戻り父のデザイン事務所へ面接を受けて。学生時代の思い出と陶芸家石田まこと氏との出会いから2001年、道を定め独立。
恵利子 : 最初は大阪で服飾を。帰郷することになり商業デザインフィールドへ。銅版画は、石田誠氏に銅版画を進められ、浦添市美術館で学ぶ。「これはお母さんになってもやりたい」と思い、現在こちんだatelierでプレス機を持ち制作に励む。

Q3. 一番印象に残った仕事は?(自分を含め誰のでもOK)

太一 : 陶芸家石田まことさんの作品。 YMOのソリッド・ステート・サバイバー。
恵利子 : 高1の時に出会ったポスター、ボクネンさん作「きじむなー」のペン画。 親父かヨー!

Q4. 生まれ変わったら何になりたいですか?

太一 : 鯨か虎。 自分から一番遠いと想うギリギリ感に憧れる。
恵利子 : 男性。勉強して力を付けて宇宙へ行きたい

Q5. 今一番創りたいものは?

太一 & 恵利子 : 引き出物の器。 祝って頂いた皆さんに待ってもらっているから。

Q6. 運命を信じますか?

太一 : 運勢がある ←→ 命は与えられた本来の道
恵利子 : 運命で成り立っている。

Q7. 10年後は何してると想いますか?

太一 : 焼き物(陶芸) + 父ちゃん
恵利子 : 版画家 + 母ちゃん。

Q8. 仕事で最も大切にしていることは?

太一 : 使う側の気持ち。 自分が欲しいもの。
恵利子 : 銅版画制作では浮かんだものをそのまま置く、心を写す(移す)ことに集中。

Q9. 1ヶ月のオフができたら何しますか?

太一 & 恵利子 : 普通には行けないような旅行。

Q10. 最後に、あなたにとって "美" とは?

太一 : 生の集合体がバランスを保った時。
恵利子 : 人間。

若い時分に何らかの約束をしたの? そんな質問はしませんでしたが、共に歩むことを感じあいながら其々の道を模索し、ほとんど同時期に「これだな!」って道を見つけられたから一緒になったんだなあ・・って、お二人の20代10年間を私なりに想いながらインタビューしてました。 「1+1=2」じゃないってよく言うけれど、お二人の周りには同級生を含めた多くのクリエーターがいらして、これから毎年どんな花を咲かせ、どんな実を付けて見せていただけるのか楽しみです。