アーティストにインタビュー ( Vol - 3 )

ファッション・デザイナー 山内 カンナ ( Kanna Yamauchi )  プロフィール  フォトギャラリー
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取材日 : 2004/11/26 Fri

熱帯雨林に自ら飛び込み、己の第六感を信じ野生の本能と生命力で切り開いた道の先に見えた出口から、飛び立つその時さえ感ずるままに、鳳凰は翼を拡げて大空に羽ばたいた。そんな情景を思い浮かべてみてください。天空の太陽に向かい一心に舞い上がるその鳳凰に向かって私は、「生まれ変わるとしたら何が良いですか?」と聞いてしまいました。答えは・・・・帰って来ませんでした。トンマな質問でした。鳥が好き、特に鳳凰は数多くデザインに取り込んできたと語る山内カンナさんは、ずっと前から自分が鳳凰のごとく羽ばたく日が来ることを予感していたのかもしれません。

Q1. 一人だけ誰かに会えるとしたら?(現存、歴史上、架空の人物もOK)

ジョン・ガリアーノ。 修行時代アイロンがけが一番楽しかったというガリアーノに「私も!」と共感。 アイロンつながりを感じた。

Q2. 現在の仕事に入るきっかけは?

1993年、語学留学でフランスにいた時ファッションに目覚めた。

Q3. 一番印象に残った仕事は?(自分を含め誰のでもOK)

日本デザイナークラブ主催ファッションデザインコンペでグランプリを受賞したとき。 賞金分を目論んで必ず勝つからと約束して織りを発注。 一週間部屋に篭り死ぬかと思った。

Q4. 生まれ変わったら何になりたいですか?

・・・。

Q5. 今一番創ってみたい人は?

マドンナ。 カッコイイ! 着せてみたい!

Q6. 運命を信じますか?

かなり信じる。 祖父がユタで自分は占いマニア。 常に第六感を大切にしている。
YOKANG(ヨーカン)ブランド設立も第六感で。

Q7. 10年後は何してると想いますか?

YOKANGはスタッフに任せ、知り合った人々の為にオートクチュールをやりたい。

Q8. 仕事で最も大切にしていることは?

見たものから感じたことをストレートに出すこと。 原点は鳳凰、学生時代紅型に多用した。 鳥が好き、だから70'ヒッピーやインディアンスタイルが好き。

Q9. 1ヶ月のオフができたら何しますか?

旅行。 アジアからアフリカも、フランスのパリには縁がある。

Q10. 最後に、あなたにとって "美" とは?

自然に振舞うこと。素の心。

このインタビューの数日後、カンナさんはお母様が主催するブランド「マドンナ35周年記念、沖縄の染織りファッションショー」にジョイントされました。私はお母様の光子さんやカンナさんをサポートする御主人ともお話する機会に恵まれた時、映画「愛と悲しみのボレロ」の中で表現された「引き継がれて進化し昇華する芸術の姿」を目の当たりにした気がして、つい次の世代にもと願ってしまいました。沖縄という環境が発想の源と語るカンナさん。「沖縄という空間の中で創るのが自分にとって自然」なのだそうです。現在YOKANG(ヨーカン)を技術面でサポートする旦那様に向かって、「ブランドを立ち上げるからインテリアデザイナーを止めて手伝って欲しい」と言ったのも第六感だったとか。祖父をついでユタになりなさいと言われることもあるそうで、修行いらないかも?